これは圏です(はてな使ったら負けだとおもっていた)

きっと何者にもなれないつぎの読者につづく。

Apple信者生態学(0) はじめに-本稿の意義-

Apple信者とは何か。


かつて筆者は、「ある種の重大な症候群 - はてな使ったら負けだと思っている」という記事で、「Apple症候群」として、狂信的な Appleの信奉者やその予備軍の性質について解説をした。

此の記事は、現在巷蔓延る Apple信者がどの様な者であるのかを知る、大まかな指標にもなるモノである。しかし、iPhone 発売や Safari for Windows の発表など最近の状況を鑑みれば、Apple界隈に近く激変をもたらすであろう事が立て続けに起こっている。これは、Apple信者とその周辺に関する厳密な資料を纏めておくべき時期が来た様に思われる。


此の先、Appleは激動の時代に突入する。現在、皆一様に同じ方向を向いている様に思われる Apple信者であるが、その実多種多様な種類が居るというのが真実であり、各派の衝突は遠からずやって来る。来たるべき時に備え、混乱を最小限に留める為にも、Apple信者に関する議論を纏めておく必要があるのであるのである。


其処で本稿では、「Apple信者生態学」と題し、何回かに亘って Apple信者の性質・分類について論じていく。飽くまでも筆者の視点に立った分類であり、幾分主観の含まれるモノに成るであろうが、それでもApple信者の土壌に於いて有用なモノと成って呉れるであろうと思う。



次回では、「Apple信者生態学(1) Apple信者の定義と分類」と題し、信者の性質と種類について論ずる。