これは圏です(はてな使ったら負けだとおもっていた)

きっと何者にもなれないつぎの読者につづく。

実社会に於ける完全犯罪の可能性に就て I

うちの学校では、二年生から二年間掛けて一つのテーマについて調べ、論文を書くという課題研究があります。
そう云えばまだその資料を張ってなかったなーとか思ったので、晒しておきます。
表題から判る様に、ズバリ『完全犯罪』について、というかなり趣味的な内容になっています。

二年生の最後に選ばれた人が中間発表としてみんなの前でプレゼンをして、最後は論文を書いて提出と云う手順で、僕としては『密室講義』ならぬ『完全犯罪講義』をしたくて、プレゼンの為だけに立候補したようなもんです。
普段の眼鏡を外してコンタクトいれて分厚い黒縁の伊達眼鏡を掛け、物理の先生から白衣を借りると云う気合の入れ様で、まあ変態だろうという定評が定着しました。
資料集めはタップリ出来たんですが、スライドが全然出来ていなかったので、前日に作っていたら自宅のパソコンが不正終了しやがって全部パアにorz
仕方が無いので寝ずに一気呵成に作り上げたのが次のスライド。

スライドシェアが期待したように動いてくれないので、原版はこちらからPowerPoint 見れるひとはこっちから観た方が期待通りうごくとおもいます。

舌足らずでナンノコッチャな部分が多いですが、その辺りは徹夜明けの異様なテンションでカヴァーしました。
お蔭様で教室の隅で立ち見が出る程の人達に観に来て頂いて、大盛況の内に終わりました。もう徹夜した甲斐があったというものです。
あのパフォーマンスをもう一回出来たらいいなぁー。まあ勢い半分だったので再現は難しそうだ。


論文の方もメインの部分はほとんど一日で書いたようなもので、全然纏まってないですが、まあある程度力作ではあると思います。

実社会に於ける完全犯罪の可能性について I .pdf


この研究で一番の発明だなあと思ったのは、反社会的行為の極北と見做されがちな完全犯罪を、実は現代社会に無くてはならない、社会正義に適うものであると証明したことです。これで我々完全犯罪家も枕を高くして眠れるというものです。よかったよかった。

「現実における完全犯罪って、知らない人を殺して山の中に遺棄してくるとか、そんなツマラナイやつじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そこはそれ、ちゃんと美学を維持しながら完全犯罪を実現するにはを徹底的に考えています。
どちらかと云うと、具体的な犯行内容・トリックについては言及せず、企画立案・実行の指針となるようなものを目指しました。


さあ、みなさん、これで明日から完全犯罪で社会改善をしていこうではありませんか!!!……あれ、こんな夜に誰だろうわなにをするやめろおれはやってないやめろqあwせdrftgyふじこlp;@:[…